特別な仕事に
携わっているという実感
- 技術部 航空機設計課
- Y.F2018年4月入社
戦闘機のアビオニクス(電子装備品)に関する設計やレイアウト調整を担当しています。戦闘機内の装備品の配置や干渉を防ぐための調整を行っています。昨年、1ヶ月間イギリスでの業務にも携わり、現地の技術者と協力しながらアンテナや電子装備品のレイアウト作業を行いました。
出国前は、海外の技術者と仕事をするプレッシャーが大きかったですが、同時に期待もありました。プレッシャーと期待の割合を表すと、プレッシャーが60%、期待が40%といった感じです。
海外業務では、他のチームメンバーと協力し、コミュニケーションを大切にしながら業務を進める使命感を持って臨みました。1人で進める仕事ではなく、周囲と連携しながらプロジェクトを成功させることに意識を向けていました。
成長を感じた点としては、初めて1人で海外出張に行き、飛行機に乗って仕事をするという経験が自分にとって大きな挑戦でした。また、休日を利用して現地の文化を体験し、視野が広がったことも大きな成長だと感じています。
固有事項を多く扱っているところにあります。他の人が手掛けられないような特別な仕事に携わっているという実感があり、それを完遂したいという強い気持ちが湧いてきます。固有事項を扱うことはかっこいい面もありますが、その分話せないことが多いのが難しいところです。それでも、責任のある仕事を任されていることに大きなやりがいを感じています。
非常に先進的な技術が使われているところです。たとえば、もともとは軍事目的で開発されたGPSが、今ではスマホなど一般社会でも使えるようになっています。また、飛行機も登場からわずか70〜80年で、今や当たり前の移動手段となっていて、技術の進歩が非常に速いことに驚かされます。航空や宇宙技術がかつては手の届かないものだったのが、今では身近な存在になっている点に大きな誇りを感じます。
海外でもっと活躍できるようになりたいと思っています。特に英語でのコミュニケーションを自然に取れるようになりたいです。1か月の海外業務ではやりとりはできたものの、言いたいことをうまく伝えられないことが多く、英語をもっと磨く必要があると感じました。英語は使わないと忘れてしまうので、5年後には仕事でスムーズに英語でのコミュニケーションが取れるような自分になりたいです。
「よく頑張った」というシンプルな言葉です。最近、戦闘機の試験を1か月間、毎日朝から夜まで続けて行いました。とても大変でしたが、無事に試験が終わったとき、みんなで「お疲れ様」と声をかけ合い、その時の達成感は大きかったです。その時に先輩からの「よく頑張った」という言葉が特に励みになりました。この経験を通じて、仲間との絆も深まりました。
アウトドアな趣味が多く、旅行やカメラ撮影を楽しんでいます。特に旅行先での写真撮影に興味があり、風景や自然をカメラに収めるのが好きです。釣りにも興味はありますが、竿を持って行く手間が面倒で、まだ実践には至っていません。また、以前は北アルプスなどで登山も楽しんでおり、山に登ることで自然と向き合う時間を大切にしています。1人で登山に行くことが多いですが、危険な状況に遭遇することもあり、スリルを感じながら自然を楽しんでいます。
航空業界についての知識がなくても心配いらないということです。未経験者でも多くの先輩方がしっかりとサポートしてくれ、必要な知識や技術を教えてもらえます。働く中で自然と経験や知識が身についてきますので、ぜひ安心してこの業界に飛び込んでください。皆さんの成長を期待しています。