航空宇宙の仕事は
スケールが非常に大きい
- 技術部 航空機設計課
- T.S2020年4月入社
現在の仕事内容は機体を新しくするプロジェクトに関わり、古い装備品から新しい装備品への変更に関する調整業務などを行っています。
装備品の変更がシステム全体に影響を与えることもあり、これを調整するのが私の主な業務です。
入社当初からは大きく変わった点があります。それは、海外のメーカーとのやり取りや調整を担当することになり、毎年に3回ほど海外に行くことです。
現地の装備品メーカーと直接調整を行い、英語でコミュニケーションを取っています。
英語が得意なのは、幼少期から英会話教室に通ったり、スイスに1年間住んでいた経験があるためです。
このスキルが評価されて、海外出張の機会を得ることができました。
航空宇宙の仕事は、スケールが非常に大きいという点が魅力です。
航空機や宇宙に関わる仕事は非常に特殊で限られるので、その大きなプロジェクトに携わることができるのは非常に貴重な経験です。
私がこの業界に興味を持ったのも、そのスケールと、影響力の大きさに魅力を感じたからです。
特に防衛に興味があり、防衛にも力を入れている会社を探していたところ、TKEを見つけました。
また、当社では、希望する分野に合わせた仕事をする機会が多いです。例えば、私も防衛に携わりたいという希望を伝えたところ、希望に合った職種が用意されていて、実際にその分野で仕事をしています。個々の希望に沿った対応ができることが当社の強みです。
今後、駐在などの機会があれば海外での経験を積みたいと考えています。
また、現在担当している装備品については、まだ駆け出しの身ですが、将来的にはその分野のエキスパートとして、誰もが私に聞けば問題を解決できるような存在になりたいと思っています。
入社から5年が経ち、ようやく中堅に片足を突っ込んだところですが、今はちょうど軌道に乗ってきたところです。
これからさらに専門性を高めていきたいと思っています。現状に満足せず、初心を忘れずに振り返りながら、次の5年や10年に向けてどうすべきか考えていきたいと感じています。
業務の中で質問されたことに対して、1つ聞かれたら5つ返すような対応をしたときに、「痒い所に手が届く。非常に助かる。」と言われたことがありました。
この言葉はとても嬉しかったです。
また、海外での業務については最初は不安もありました。特に技術的な詳細内容については、通訳を行うの商社が関わっていても私自身が理解して説明する必要がありましたので、そのプレッシャーは大きかったです。しかし、その反面、期待されたことを実現することで認めてもらえる喜びもありました。
海外業務を通じて成長した点としては、調整方法や質疑応答の経験を積み、効率的に対応するための事前準備ができるようなった点です。
最近は釣りをよくしています。具体的には、月に1回から2回程度、派遣先の人たちと一緒に釣りに出かけています。
朝4時に出発して、知多半島や三重愛知県内や名古屋方面に向かい、船で釣りを楽しんでいます。
部署やタイミングにもよりますが、私の場合は入社時に同じ年齢で同じく新卒の同期がいて、良い関係を築くことができました。
部署の雰囲気も良く、派遣先の方々と一緒に飲みに行くなど、楽しい時間を過ごすことができています。
入社してくる方々は、防衛関係や航空機、宇宙、ロケットなどきっとそれぞれにやりたいことがあると思います。
その思いを強く持ち、スタート時から自分の目指す方向に進むことが大切です。私は自分のやりたい仕事に就けたという経験が、やる気の源になると感じています。私自身も防衛関係に強い思いを持ち、その目標に向かって突き進んできました。
「好きなことを仕事にすると幻滅する」と言われることもありますが、私は全くそう感じていません。
むしろ、好きなことを追求すればするほど面白さが増しています。最初は受け身になりがちですが、自分が何をしたいのかをイメージし、それを前面に出していくことが重要です。
自分の目標や意欲をしっかり持って、積極的に取り組んでいってほしいと思います。